自己破産のやり方

自己破産は裁判所へ申し立てることで受けることが出来ます。

ただし法律的な専門知識を必要とするため、一般の人自分でが申請を行うのは難しいです。ほとんどの人は弁護士にお願いして申し立てを行います。

だからまずやることは弁護士のところへ相談に行くこと。

弁護士に相談して解決策を

自己破産など借金問題を専門にやっている弁護士がいいです。弁護士にも得意分野があり、ある弁護士は家庭の問題が得意、またある弁護士は交通事故の処理が得意というように、それぞれ得意とするジャンルが結構違います。

医者で例えると、歯が痛いなら歯医者へ行きましょうということ。眼科へ行っては問題は解決しないですよね。医者に専門分野があるように弁護士にも専門分野があるのです。

畑違いの人に自己破産の依頼などすると間違った処理をされたりして面倒なことになる可能性もあります。そうしたことを避けるには借金の問題や債務整理に強い弁護士を選びましょう。

借金問題に強い弁護士を紹介してるサイトなどもあるので、弁護士を探すときの参考にするといいでしょう。

↓こちらのサイトなどは簡単にまとめられていてわかりやすいです。

借金問題での弁護士の探し方・選び方


弁護士を雇う以上は費用がかかります。しかしこれは仕方のなにこと。50万円ぐらいが相場と言われています。かなり高額ですが、借金が帳消しになることを思えば安いものかもしれません。

弁護士は強い味方だけれどお金がかかる

更に自己破産は手続きに期間がかかります。申し立てをしてすぐに成立というわけにはいかないのです。正当な理由による自己破産なのか審査をしないといけません。

そのため平均で6ヶ月はかかると見ておきましょう。早い人では4ヶ月で済むこともあります。長い人は1年かかることも。

ただし弁護士を雇った次点で貸金業者は借金の取り立てを出来なくなります。これは法律で決められていることなので違反する業者はいません。自己破産の手続きに6ヶ月間かかるとしても、取り立てはその間ストップしているので安心して寝れると思います。

取り立てが来ないということは、お金も返さなくていいということ。弁護士と契約して以降は取り立てや毎月の返済から開放されるということ。6ヶ月間と聞くと長く感じるでしょうが、実際には借金に追われる生活はもう終わっているのです。

どのような流れで6ヶ月間を過ごすのかを以下で解説します。一般的な例なのですべてのケースに当てはまるわけではありませんが、自己破産がどのようなものかだいたいイメージできるのではないでしょうか。

1.弁護士へ相談

まず弁護士へ相談するところから始まります。今はメールなどで気軽に無料相談できる時代なのでハードルは高くありません。自分の債務状況を記して、自己破産をしたい旨を伝えましょう。

直接面談をしてから正式契約となるのが通例ですが、遠方の場合などは電話で話をして、そのあと契約となることもあります。

契約が成立すると弁護士はまず各債権者(銀行や消費者金融)に介入通知と呼ばれるものを送ります。これを受け取った貸金業者は、それ以降取り立てが法律で禁じられています。

もう返済の催促が一切来なくなるので精神的に非常に楽になります。

2.裁判所へ申請

まず弁護士が破産者から債務状況や財産の有無など確認します。ここで問題がないならすぐに裁判所へ自己破産の申請を行います。

財産を隠してる疑いがあるとか、債務状況がどうもハッキリしないときは、しばらく申請は見合わされ、弁護士が調査を行います。

弁護士に隠し事などせず、借金も財産も正確に伝えましょう。

裁判所への申請は弁護士が行うので、破産者は何もしなくていいです。弁護士から今後の予定など連絡が来るので、指示に従えばいいだけです。

3.管財人による面接

裁判所が任命した調査官(管財人)による面接が行われます。通常は申請の2週間〜4週間後ぐらいです。この日は弁護士と一緒に自分も裁判所へ行かないといけません。

面接では管財人が借入や財産の状況をあれこれ質問してきます。

債権者集会と免責審問

管財人による面接のあと、しばらく調査期間に入ります。2ヶ月〜3ヶ月ぐらいが普通です。

申請に偽りがないか不正の疑いがないかなどを調べ、換金できる財産があれば管財人が代行して処分・分配を行います。

これが終わると債権者集会に。債権者(貸金業者)を集めての説明会です。しかし現状では出席者0人ということがほとんど。来てもお金が返ってくるわけではないのでわざわざ時間を割いてまで出席する業者はいません。

完全に形骸化してる集会なのですが、これは法律で定められたものなので、一応かたちだけとり行われます。

そのあと免責審問という裁判管による面接も行います。これも最近は形だけの顔合わせみたいなもの。この日の行事は形式上の儀式みたいなものばかりなので、とりあえず出席さえしていれば大丈夫です。弁護士も当然同席してくれます。

免責決定

免責審問が行われた日から2週間後ぐらいに自己破産免責の連絡が来ます。弁護士事務所に通達するのが普通なので、破産者自体は弁護士からの連絡で知ることになります。

めでたく自己破産が決定したわけですが、施行は1ヶ月後です。1ヶ月後にあらためて弁護士から自己破産確定の連絡が来ます。これで正式に借金を返済する義務が免除されます。


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