誤解されまくりの自己破産

このサイトでは自己破産の間違ったイメージを紹介します。

世間では自己破産が間違った捉えられ方をしています。怖い。一生を棒に振る。取り返しがつかない。など。

自己破産をする人に対しても厳しい意見が目立ちます。ろくでなし。借金を踏み倒すバカ。まるで非人間扱いではありませんか。

そうした偏った見た方を少しでも改善出来たらなと思っています。

借金問題で頭を抱える

自己破産は国が定めた救済制度

自己破産が悪のように考えている人が非常に多いのが現状です。

しかし自己破産というのは国が定めている正式な救済措置です。

お金を借りることは誰でもあります。マイホームのローンやマイカーローンだって借金です。クレジットカードで買い物をすることだって借金の一種。

そうやって借りたお金を着実に返して行ければいいのですが、なかにはそれが途中で困難になる人だって存在します。会社が倒産したとか、給料が減ったとか、病気で会社を退職することになったとか。

最近では親の介護のために仕事を辞めて、ホームケアに専念する人だっています。つまり誰でも借金が返済できなくなる可能性を秘めているということ。

そうした人をあなたははたして非難出来るでしょうか?

自業自得と冷たく突き放すことが出来るでしょうか?

自己破産には審査がある

裁判所による審査

借金返済で困ってる人を救うための自己破産。

誰でも彼でも無作為に救済しているわけではないのです。正当な事情で本当に借金問題で困っている人だけを助けるための体制が整っています。

自己破産にはちゃんと審査があるのです。

救済の対象となっているのはやむを得ない事情でお金が返せない人。先ほど列挙したような、病気で働けない人や会社をリストラされた人などが対象です。

遊び目的でお金を浪費した人は救済対象から外されます。生活費や子供の進学のためなど、立派な目的のためにお金を借りた人じゃないと国は救ってくれません。

そしてこれらは厳しく審査されます。

自己破産の申し立てをすると、裁判所から管財人という調査官が派遣されます。この人が破産者の財産や借入状況を厳しくチェックします。当然本人への事情聴取も行われます。

自己破産の申し立てをすれば誰でも許されると思ったら大間違い。ちゃんと審査をパスした人だけが借金を全額返済免除してもらえるのです。

自己破産のデメリット

借りたお金を返さなくてよくなる自己破産。例えば1000万円の借金があったとしても、全額返済義務が免除されます。

貸した側である銀行とかサラ金業者は、その分を貸し倒れ金として会社内で処理する事になります。いわば赤字が計上されるワケですが、貸金業とはそういうもので、常に貸し倒れのリスクがつきまといます。

それを知った上で営業してる、利用者にお金を貸しているのです。

貸金業はこういうデメリットがあります。では破産者は?

もちろん自己破産にもデメリットが存在します。いいことばかりでは不公平ですからね。

代表的なのは2つ。

・財産の差し押さえ
・ブラックリスト入り

自己破産が決定すると手持ちの財産は没収となります。せっかく手に入れたマイホームも取り上げです。

しかし取られるのは財産と言えるものだけ。20万以上の売却価値があるものだけ。だからもし中古のボロい車に乗ってるなら、それは取り上げられない可能性が十二分にあります。

テレビなども80インチなどよほど高価なものでない限りは、差し押さえられることはほとんどありません。

そしてなんと現金は99万円まで所持が認められています。そんな大金持ってるなら金返せと言われそうですが、これは生活に必要なお金として国が規定している金額です。1ヶ月33万円は必要だろうと。最低3ヶ月分ぐらいの生活費がないと困るから、99万円だと。

財産の差し押さえは自己破産のデメリットではありますが、実は何も取られずに済むことの方が多いのです。誤解されがちな点なので覚えておきましょう。

ブラックリストの載りクレジットカードが作れない

そしてもうひとつのデメリットであるブラックリスト入りについても、結構誤解されている面が多いです。

自己破産が認めれると、その日から10年間は信用機関のリストに事故情報として記載されます。10年間はローンを組めないし、銀行や街金からお金を借りることもできなくなります。クレジットカードも作れません。

買い物で非常に不便を強いられます。

しかし期間は10年間です。喪明けを迎えれば従来通りローンなどを組めるようになります。一生お金が借りられなくなると勘違いしてる人もいるので注意してください。

信用機関に自分の事故情報が記載されるから、クレジット会社がそれを照合して審査で落としてくるのです。10年経てばそれが消えるため、もう自己破産の事実は誰にもわかりません。クレジット会社などもちゃんと審査に通してくれるようになります。

10年間はローンが組めないので大きな買い物は出来ません。でもこれは仕方ないこと。自己破産の代償と思って諦めましょう。

迷わず自己破産を

悪いもの、恐ろしいものとして世間に広まっている自己破産ですが、ここまで紹介して来たように、けして怖いものではありません。現実に毎年何万人という人が自己破産の申請を行います。

裁判所へ行けば毎日何百人もの人が自己破産のため来ています。

お金が返せず本当に困っているなら、自己破産を検討しましょう。やり方は次のページで解説しています。

参考ページ:自己破産のやり方

かつては借金を苦に自殺や夜逃げなどが頻発していました。それをストップするために国が自己破産というセーフネットを整備しました。手遅れになる前にこの制度を頼ってください。


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